ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」を運営するドムドムフードサービス(神奈川県厚木市)は7日、約6年ぶりに新規出店すると発表した。8日に厚木市、15日に浜松市に出店する。同社は7日時点でフランチャイズチェーン(FC)店を含め36店を展開しており、佐々真司社長は「3年後に50店、10年後に100店体制を目指す」と述べた。

厚木市の新店舗は小田急線の本厚木駅から徒歩3分の場所で、18年ぶりの路面店出店になる。店舗面積は110平方メートル強で、座席数は53席。全席に電源を備え、インターネットに接続できる公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」を無料で使える。

浜松市の新店舗は商業施設内のフードコートに出店する。

ドムドムハンバーガーは7月にダイエー子会社から取得。ドムドムフードサービスはホテル運営のレンブラントホールディングス(厚木市)の投資子会社などが設立した。

ドムドムフードサービスは過去の人気メニューの復活や新メニューの開発、制服の刷新などのテコ入れ策に取り組んでいる。佐々社長は「これまで中心顧客層は中高年だったが、若者が増えつつあり、客数や売り上げは上向いてきている」と語った。

「日本経済新聞電子版より抜粋」