日本フランチャイズチェーン協会は20日、6月の全国コンビニエンスストアの既存店売上高が前年同月比0.1%減だったと発表した。

前年同月を下回るのは4カ月ぶり。

スーパーなどとの競争に加え、天候不順で来店客数が0.5%減と16カ月連続で減った。

店内で調理する総菜類の販売は堅調で客単価は0.4%増と27カ月連続増えたが、客数減を補えなかった。

大手チェーンの既存店売上高はセブン―イレブン・ジャパンが前年同月比1.5%増で59カ月連続で増えた。

ソフトバンクのスマートフォン利用者にアイスなどの特典を提供するキャンペーンを毎週金曜日に実施し集客につなげた。

ローソンはチケットの販売が落ち込み0.4%減。
ファミリーマートも0.2%減。

焼き鳥を中心に総菜の販売は伸びたが、調理麺やおにぎりが低調だった。

「日本経済新聞 電子版より抜粋」

コンビニの売上は季節や天候などによる変動はあるものの、微増を続けています。
多くのエリアで飽和状態とも言える出店状況ですが、キャンペーンや新商品などによる客単価の増加が要因と言えます。

フランチャイズの代表格ともいえるコンビニ業界ですが、客単価の増加にも限界があるため、これからの人口減時代に対応していけるブランドはどこでしょうか。