サンドウィッチ専門店の日本サブウェイ(東京・品川)は年内をメドに全店をフランチャイズチェーン(FC)店に転換する。

405店あるうち、直営店は約10店ほどあったが、昨年4月にオランダのサブウェイインターナショナルグループ傘下となったのを機に経営の効率化を進める。

日本サブウェイはオーナーらへの経営指導や商品開発などに専念する。

すでに昨年から直営店の譲渡が進んでおり、2月上旬時点で直営店は6店にまで減少している。
残りの直営も他のFCオーナーらに譲渡する方針。
店舗の従業員らも一緒にFC会社に転籍してもらう。

サントリーホールディングス傘下時代はメニューのテスト販売などを円滑に進めたり、店舗運営のノウハウを蓄積したりするため、一部で直営店を持っていた。

日本マクドナルドやモスフードサービスも過半の店がFC店だが、直営店を持たないのは珍しい。

海外のサブウェイではすべてFCに店舗運営を任せる経営手法が主流となっている。

オランダ本社の傘下に移ったことで、海外での運営体制に合わせて直営事業から撤退する。

テスト販売などの実験は親密なFCオーナーの店舗などで変わらずに実施していくという。

「日経MJ(流通新聞)より抜粋」

近年、大手フランチャイズ本部では直営店からFC店へ転換し、FC店比率の向上を進めています。
フランチャイズシステムが日本でも浸透し、より良い本部運営こそ、ブランド価値や企業価値の向上になると判断した結果と言えます。

もちろん大手だけでなく、ベンチャー企業によるフランチャイズ化も増えており、早期の多店舗展開による事業拡大やブランド力の向上に成功する事例も数多くあります。

ノウハウを持つ本部と、資金や志を持つオーナーが一緒に成長していくのが最も理想的な展開です。
そのためには事業モデルや本部の見極めとオーナーの努力が必要です。